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脂肪酸の話 その1(2020.11.11)

ココナッツオイルやMCTオイルの摂取により、糖質制限によるケトン体質を更に強化することができます。でもその前に、脂肪酸についてざっとおさらいしておきたいと思います。脂肪酸は基本的に常温で固まる飽和脂肪酸と常温で固まらない不飽和脂肪酸に分けられます。脂肪酸は炭素が鎖状に繋がった構造をしており、その鎖の長さや炭素の二重結合の数や位置によって分類されます。炭素間の二重結合がないものが飽和脂肪酸で、肉や乳製品などの動物性脂肪に多く含まれ、二重結合があるものが不飽和脂肪酸で、植物性脂肪に多く含まれます。不飽和脂肪酸は二重結合の数によって一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれます。前者の一価不飽和脂肪酸は、二重結合のある位置によってn-9系脂肪酸と呼ばれます。後者の多価不飽和脂肪酸には、n-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸の2つがあり、二重結合の数が多いほど、構造的に不安定で酸化しやすいとのことです。私たちが摂取する脂肪酸の多くはサラダ油等に含まれるリノール酸です。リノール酸の摂りすぎは動脈硬化やアレルギー疾患をもたらすので注意が必要です。n-3系脂肪酸には、調理油などに含まれるα—リノレン酸、所謂青み魚に多く含まれるEPAやDHAがあり、中性脂肪の低下や抗凝固作用があります。さらに、炭素の長さで長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸に分類されます。炭素数が長い長鎖脂肪酸はエネルギーとして代謝されにくく、その一方で中鎖脂肪酸は吸収が速やかで即座に肝臓に運ばれケトン体の生成に供されます。(図は宗田先生 最強の油・MCTオイルで病気知らずの体になる!から)


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